道南の山と花・蝶・鳥2

道内の山を中心に登ったり、花や蝶、鳥などを撮っています。ヤフーブログではバタフライでアップしており、ネパール、カナデアンロッキー、Nzなどのトレッキングもアップしています。

2009年04月

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この時期、草原や畑の脇などでよく見かける鳥である。

♂の夏羽根と冬羽根は全く異なり、違う種の鳥かと思うほどだ。
夏羽根は頭部や羽根が黒く、胸に赤茶色の○が見えるのでわかりやすい。また羽根には白い模様が見える。

♀は♂に比べて地味な感じがする。羽根の白い模様は♂同様見える。

【ノビタキ♂1】

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【ノビタキ♀1】

【2】

【ノビタキ♂♀】

【烏帽子岳。袴腰岳と畑】

【大千軒岳・七つ岳遠望】
ずっと後ろに霞んで見え、左が大千岳。左手前は当別丸山。

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山の山麓や低山にもいろいろな花がみられるようになってきた。

【乙部岳】
見えているのは清水川側の斜面である。こちら側からのコースは無いが、以前は清水川を詰めて登っていた。
7月に、コースのある乙部側から登る予定である。

【ドクゼリ】
セリ科でオオゼリとも呼ばれている。猛毒なので、食用のセリと間違えないこと。葉はセリに似ているが、地下茎はタケノコ状で、セリのひげ根とは明らかに違うので区別ができる。

【エンレイソウ】
ユリ科。エンレイソウの仲間はオオバナエンレイソウ、コジマエンレイソウなど何種かある。

【ツルネコノメソウ】
ユキノシタ科

【ヒメアオキ果実】
シブキ科

【エゾエンゴサク1】
ケシ科

【エゾエンゴサク2】

【キクザキイチゲ】
キンポウゲ科

これらの他にも、テングスミレやタチツボスミレなどが見られた。

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お馴染みのカタクリの群生は、道内のいろいろなところで見られる。

道南では、北斗市(旧大野町)にある仁山高原の山腹にある「匠の森」が車で行けるので訪れる人も多い。以前は車道もなく、ごく限られた人しか見ることができなかったが、舗装道路、駐車場、トイレ、管理棟などが整備されカタクリの絨毯を堪能できる。

その他にも、一般的でないがいろいろな場所に群生している。

カタクリはアリによって種子が運ばれ発芽し、花が咲くまで7年ほどかかる。
以前は鱗茎から澱粉をとったり、葉をおしたしなどで食用にしていたが、この美しい花を長く見るためにも食用にはしたくないものである。


【カタクリの花畑1】

【カタクリの花畑2】

【カタクリの絨毯】

【白花カタクリ】
何千本いや何万本に一本のアルビノの白花が見られる。

【白スジ入りカタクリ】
スジ入りのカタクリは良く見られる。

【カタクリ】
一般色。

【カタクリ】
ピンク。

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エゾノリュウキンカの谷は、エゾエンゴサクやカタクリなどが群生する谷でもある。

【エゾエンゴサク・カタクリ1】
エゾエンゴサクの花にイカリモンガがきていた。蛾はどちらかというと夜行性のものが多いが、イカリモンガは日中花に寄ってくる。

【エゾエンゴサク・カタクリ2】

【エゾエンゴサク・カタクリ3】

【エゾエンゴサク・カタクリ4】
後ろはエゾノリュウキンカ。

【カタクリ・キクザキイチゲ】

【エゾエンゴサク・カタクリ】

【キクザキイチゲ】

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函館から車で一時間ほどの厚沢部といういうところに、エゾノリュウキンカやミズバショウなどの群生地がみられる谷がある。

以前は地元の人か、一部の人にしか知られていなかったが最近知れ渡り、多くの人が訪れるようになった。多くの人に見てもらえることは良いことであるが、花が踏み荒らされる心配も出てきた。木道などの設置が望ましいが、ここは個人の所有地であり、いまのところ町や道などでは考えていないようである。

【エゾノリュウキンカ・ミズバショウのコラボ1】

【エゾノリュウキンカ・ミズバショウのコラボ2】

【エゾノリュウキンカ1】
ヤチブキとも呼ばれ、以前は山菜として食べられていた。

キンポウゲ科の植物で、花弁状のがく片が5枚ある。湿地や沢沿いに見られる。花期は4~7月と、場所や標高によって大きな開きがある。
7月頃、雪渓が残る沢のそばに見るエゾノリュウキンカが一番美しく輝いて見え好きだ。

【エゾノリュウキンカ2】

【エゾノリュウキンカ3】

【エゾノリュウキンカ4】

【ミズバショウ1】

【ミズバショウ2】

【ミズバショウ・エゾノリュウキンカ】

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越冬タテハの2番手はルリタテハとシータテハである。

道南でシータテハはクジャクチョウについで、この時期多く見られる蝶である。ルリタテハはそれほど多くはない。むしろこれからは、キベリタテハの方が個体数が多くなる。

【ルリタテハ1】

【ルリタテハ2】

【シータテハ1】
似ているキタテハは少ない。

【シータテハ2】

【シータテハ3】

【クジャクチョウ】
この時期、里山に行くと必ずといって良いほど見かける。

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一番最初に咲いたフクジュソウも平地の花は終わったが、谷間ではまだ咲いていた。

【フクジュソウ1】

【フクジュソウ2】

【ナニワズ1】
ジンチョウゲ科。
雌雄異種で花弁はなく、筒状のがくが四つに裂け花になっている。
夏に落葉するので、エゾナツボウズとも呼ばれる。

【ナニワズ2】

【春の渓】

【鮭の稚魚1】
本流に注ぎ込む小さな流れに鮭の稚魚が群れていた。
サケ科の魚特有のパールマークが見えている。
この稚魚はもう少しすると海へ下り、数年後には60~70cmほどになってまたこの川に戻ってくる。

【鮭の稚魚2】

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カタクリ、エゾエンゴサク、キクザキイチゲなどの中にキバナノアマナやネコノメソウの控えめな黄色が見える。


【キバナノアマナ1】
ユリ科キバナノアマナ属
この属には、他にヒメアマナ、エゾヒメアマナ、ホソバノアマナなどがある。

【キバナノアマナ2】

【キバナノアマナ3】

【ヤマネコノメソウ1】
ユキノシタ科ネコノメソウ属
この属には、他にネコノメソウ、ツルネコノメソウなどがある。ヤマネコノメソウは道南で良く見られる種である。

【ヤマネコノメソウ2】

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スプリングエフェメラルの花としてのお馴染み、ユリ科のカタクリである。

以前は鱗茎から澱粉を取り食用に使われていた。

群生している場所は函館近郊にもいろいろあるが、仁山の匠の森がよく知られている。花の中には、たまに白花も見られる。


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黄色いにはキバナノアマナ

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白い花はキクザキイチゲ

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アズマイチゲ、ニリンソウもキクザキイチゲと同じキンポウゲ科イチリンソウ属の花である。
キクザキイチゲと同じような場所で見られる。ニリンソウも咲き始めているが、キクザキイチゲやアズマイチゲに比べて開花が遅い感じである。


【アズマイチゲ1】
花弁状のがく片が8~13枚ある。

【アズマイチゲ2】

【ニリンソウ1】
花弁状のがく片は5~7枚ある。
名前のように二輪咲きが普通であるが、一本咲き、三本咲きのものも見られる。
サンリンソウ、ミドリニリンソウなど近い種もある。

【ニリンソウ2】

【ニリンソウ3】

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