道南の山と花・蝶・鳥2

道内の山を中心に登ったり、花や蝶、鳥などを撮っています。ヤフーブログではバタフライでアップしており、ネパール、カナデアンロッキー、Nzなどのトレッキングもアップしています。

カテゴリ: タークーニャンの青いケシ

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下山中も多くの花に出会った。
その一つに、山シャクヤクで赤く艶やかなPaeonia veitchii Lynchを見つけた。

花の他に、多くの蝶も見れるのではと期待していたが、シジミチョウ科、タテハチョウ科、シロチョウ科の数頭が見られただけであった。
最も、期待していたのが、ウスバシロチョウParnssiusと呼ばれる蝶である。この仲間は世界に40数種いるといわれており、四姑姉山にはケファルス ウスバシロチョウParnassius cephalus Grum-Grshimailoという貴重種が棲息すると聞いていたが、会うことが出来なかった。

日本には、ウスバシロチョウ、ヒメウスバシロチョウ、そして大雪山にウスバキチョウが棲息する。
これらは、氷河時代の遺物とも言われており、アゲハチョウ科の蝶である。

帰路、標高の下がった揚柳湖ダムのあたりでは、アゲハチョウ科、マダラチョウ科の蝶など多くの種を目撃した。

『スークーニャンの青いケシ』シリーズは、今回で34回になります。国内の花のアップも忙しくなりましたので終了することにします。
これまで、何回も訪問いただきありがとうございます。

【花1】不明
【花2】キク科
【花3】ボタン科
【花4】キンポウゲ科
【花5】キク科
【花6】ウメバチソウ科?
【花7】フウロソウ科
【花8】キンポウゲ科
【花9】ケシ科

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いよいよお待ちかねの昼食。
内容は簡素なものだが、現地ガイドの王さんが用意してくれ、出発の時1人1人にわたしてくれたものだ。

【花1】ラン科

【昼食】

【花2】キク科 ウスユキソウ属

【花3】ゴマノハグサ科?

【花4】ゲラニュウムsp

【花5】キク科 ヤマハハコ属

【花6】ベンケイソウ科

【リーロンの村】
登ってきた、リーロンが眼下にみえる。

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13:00に4165mピークに到着。

期待した4姉妹(スクーニャン)の全容は見られなかったが、迫力ある山容が前方に、ふりかえると黄緑の菜の花に囲まれたリーロンの村が眼下に、そしてタークーニャンのベースキャンプとなる老牛圓子(ラオニューエンツー)3600mが右眼下に望まれる。

【花1】リンドウ科

【花2】キンポウゲ科?

【花3】キク科

【花4】ゴマノハグサ科?

【黄花桜草とハナムグリ】

【黄花桜草に囲まれて】
ここまで登ったのは14人中9人(女性は8人中4人)で他のかたは途中でリタイヤ。
前列の若い女性が、現地ガイド。数ヶ月後、日本の大学に留学の予定で、日本語が堪能であった。

【4165mの花畑】

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11時30分、3800m付近で休憩をとる。

このあたりは、ゲラニュウム、イブキトラノオに混じり、キンポウゲ、ミヤマキンバイ、黄花サクラソウ、黄花シオガマギクなどの仲間の黄色の花が目立つようになる。

ピーク直下のあたりで、卵形の黄色いユリや花がマントのような被いの下にある植物(温室植物と呼ばれるものらしい)など珍しいものが見られ、ピークに登ることよりシャッターを押すことに夢中になった。

【花1】ゴマノハグサ科 シオガマギク属

【花2】キク科

【花の草原を行く】

【花3】ユリ科 尖被百合        Lilium lophophorum

【花4】トウダイグサ科

【花5】セリ科

【花6】不明

【花7】ベンケイソウ科

【花8】バラ科  ギンロバイに近い

【花9】不明

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4165mピークへの登り、3700m付近の花たち。

【花1】リンドウ科

【蝶】タテハチョウ科?

【花2】キク科 メタカラコウ属
トウゲブキに近い種

【花3】キンポウゲ科

【花4】フウロソウ科
エゾグンナイフウロに近い種

【花5】キク科
ミヤマアズマギクに近い種と思われる。

【花6】キク科

【花7】キク科 タンポポ属

【花8】キク科 アザミ属

【花の斜面】

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登山口から歩き始めて約3時間、朝山坪と呼ばれる標高3625mにある第3ストウパに着く。

高度があがるにつれ、これまでと別の花も見られるようになる。

主峰の四姑娘山(スークーニャン)の岩壁と氷河が見えてはいるが、全容は現れない。

【花1】ゴマノハグサ科 シオガマギク属

【花2】キンポウゲ科

【花3】バラ科 キンロバイ

【イチゴsp】バラ科

【花4】バラ科

【第3ストウパ】

【タークーニャン】

【花5】マメ科

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第2ストウパ3580m付近の花です。

【花1】キク科 ウスユキソウ属

【花2】ベンケイソウ科

【花3】ムラサキ科 ワスレナグサ属

【撮影に夢中】

【日隆の段々畑】黄緑は菜の花

【花4】シソ科

【花5】オトギリソウ科

【第2ストウパ】3580mにある。

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第1ストウパ3445m付近の花たち。

【花1】
ベンケイソウ科

【花2】
ベンケイソウ科

【花3】
バラ科?

【花4】
キク科 ウスユキソウ属

【ストウパ】
戒坪と呼ばれている地点。標高は3445mある。

【馬で登る】
他のグループが馬で登っていた。
人が乗って急斜面は無理なので、上へは行けない。
ここまで100元(1500円)とのことである。往復すると3000円は高いか、安いか。

【花5】
ゴマノハグサ科。花はウンランに似ている。

【花6】
ラン科?

【花7】
ラン科

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第1ストウパがある戒坪と呼ばれる3445mを目指す。

草原の尾根でイブキトラノオ、フウロソウ、エーデルバイスなどで覆われた、花の絨毯を登る。

【馬】
急斜面でないところは、賃金を払いこの馬で登れる。

【花1】
スミレ科

【花2】
キンポウゲ科 オダマキ属
Aquilegia ecalcarata

【花3】
ベンケイソウ科

【花4】
不明

【花5】
キンポウゲ科?

【花6】
キク科
アズマギクと同じ属と思われる。

【花7】
シソ科 タツナミソウ属
Scutellaria hypericifolia

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今日はホテルから徒歩で4165mピークへ向かう。
スークニャン(四姑娘山)はガスがかかり見えない。
今まで見た花の他、新しく目にする花も多い。

ここは、他の日本人トレッカーも多いが、欧米人は1人もいない。ネパールは欧米人が多いのに、中国はこれから人気が出てくる山なのかも知れない。

後ほどホテルで四姑娘が世界自然遺産になったことを聞いた。これから、道路やホテルがどんどん良くなり世界中からトレッカーが集まるようになりそうである。ヘリポートなどもできるのは先のことではないかも知れない。そうなれば、沢山の花の中を自由に歩けなくなってしまうと思う。いまの大雪山のように、ロープの中しか歩けなくなるのは時間の問題かも知れない。

そう考えると良いときに来られたのは、ラッキーである。

【花1】
シソ科 Akind ofphlomis sp

【花2】
シソ科 Nepeta laevigata

【花3】
ユキノシタ科 ウメバチソウ属

【花4】
キク科 ヤマハハコ属

【花5】
ゴマノハグサ科 シオガマギク属

【花6】
キク科 ヤマハハコ属

【花7】
キンポウゲ科

【花8】
ベンケイソウ科

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