道南の山と花・蝶・鳥2

道内の山を中心に登ったり、花や蝶、鳥などを撮っています。ヤフーブログではバタフライでアップしており、ネパール、カナデアンロッキー、Nzなどのトレッキングもアップしています。

カテゴリ: ネパール(アンナプルナ)

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

吊り橋を渡るとナヤプルに着いた。ここには車も来るし、物資も多く賑やかだ。
ここで、ポーターやコックたちと別れ専用車でポカラへ向かった。往きのスタート地ルムレを通過した。

30年前はこのあたりは何時間も歩いてポカラへ向かった山道だ。今は舗装道路をトヨタのワンボックスカーで外の景色を眺めながらのんびりポカラを目指している。

30年の年月は私の歳も変えたが、ネパールの生活も変えていた。


長い間続けたアンナプルナシリーズを終えることにします。これまで訪問、コメント頂きありがとうございます。


【昼シャンの二人】

【八百屋さん】

【薬やさん】
いろいろな薬草などを調合して売っている。

【鳥???】

【にわとりの親子】

【出発準備】
ここからゴラパニ峠を越え、ジョムソムへと向かう。

【ペワ湖畔】
30年前、アンナプルナ内院のあと、湖畔にテントを張りゆっくりした。
白く輝く峰は、アンナプルナ山群の一部。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

鶏が100羽ほど入ったケージを背負った村人や、何日もかけジョムソム、ムクチナートへ行くというラバの隊商とすれちがったりのんびりと歩いた。
シェルパに鶏の値段を聞いてみたら、赤い地鶏は800ルピー(1300円)、白のケージで飼育しているのは200ルピー(360円)とのことであった。

パピリオ属やヒカゲチョウなどの蝶や、亜熱帯の樹木を多く目にするようになる。

標高1420mのビレタンティに着き、少し早かったがトレッキング最後の昼食をとる。ここでクッソォという植物でつくった箒を30ルピー(50円ほど)で買った。


【小さな堂】

【鶏を運ぶ】

【石割】
手作業。ネパールは子どもも、女性も働きもの。

【最後の昼食】

【シロオビヒカゲsp】

【店頭】

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

朝食はおかゆ、餅、目玉焼きそしてチャパティと日本的な献立がうれしい。今回のツアーリダー山里さんの女性らしい配慮である。山里さんは、山岳画家山里寿男氏のお嬢さんである。

食事と後片付けが終わって出発前に、現地スタッフも入り全員で写真撮影をする。デジカメで写した画像をキッチンスタッフの一人にみせてあげるととても喜んでくれた。彼はチベット系、シェルパ族系でなく西域の人の顔立ちをしていて、前夜のお別れパーテイでの踊りがうまかった。

快適な石畳の道をナヤプルを目指す。


【テント場】
ロッジの下には外国人パーティのテントが張られていた。

【朝食の準備】

【昼食の準備】
30年前のもので、服装や調理用具なども変わっている。

【ブーゲンベリア】
標高が下がってくると、亜熱帯的植物や蝶が見られるようになる。

【畑仕事】

【川を渡って近道を】
川を渡らなくても道があるが、こちらの方がかなり近道になるようである。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

崩落の斜面から谷底に下り、吊り橋を2カ所渡ってティルケドクンガという集落に着く。標高が低くなってきたので気温も高く、蝶の種類も多くなってきた。

3時に標高1500mのヒレに着く。
ツアー最後になる夕食には鳥の唐揚げと手作りのケーキが出た。

食事後このツアーを支えてくれたサーダーをはじめ、シェルパ、コック、ポーターそして我々全員が揃い、お別れパーティが開かれた。ツアーリーダーから
ネパールのスタッフ一人一人にチップが配られ、私たち全員と握手をした。

簡単な楽器に合わせて歌がはじまり、踊りが始まった。ビールやロキシーで酔いもまわり、盛り上がってきた頃我々も踊りの輪に入り、雪山賛歌や森のクマさんなどを歌った。ポーター、コック助手のひとたちもいい顔だった。
女性のポーターが一人いて、踊りに誘ったが恥ずかしがって相手をしてもらえなかった。

こうして、トレッキング最後の夜は更けていった。


【一人一人に寸志が】

【踊りの上手なコックスタッフ】

【若いサーダー】

【乾杯】

【踊る】

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

侍ジャパン、2連覇! おめでとう(^_^)v



ウレリから川底を目指し急斜面を下る。川底から今日の目的地ヒレ(1500m)は近い。

【野生ラン】
花が終わりに近かったが、あちこちに見られた。

【荷を運ぶ】
エベレスト街道では、ゾッキョやヤクが荷を運ぶ事が多いが、ジョムソム街道では、馬やロバが運んでいる。
また、それらが行けないところでは、ポーターによって荷が運ばれる。

【ロバの隊商】
ジュムソム街道はかってチベットとインドとの代表的な交易路であり、ゴラパニから温泉のあるタトパニ(タトは熱い、パニは水)に下る。カリ・ガンダキ
を北上し、トゥクチェ、ジョムソムを経てヒンズー教の聖地ムクチナーとへ至る。
この写真は30年前に撮ったもので、装飾を施したリーダーを先頭に整然と進んでいたのが印象的であった。

【慰霊碑】
谷底への下りの斜面に新しい慰霊碑があった。ここで土砂崩れが起き、19人の村人が犠牲になったようである。合掌し犠牲者の冥福を祈った。

【土砂崩れの跡】
川底まで降り、対岸に渉って見たもの。大雨などが降ると、再び崩壊が起こりそうである。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

昼食後、いよいよウレリからの急な下りである。しかしジグを切った、石畳の生活路なのでそれほどのことはない。
登りでこのルートを使うとかなりきついかもしれない。

【ハチミツ採りのハチの巣】
これを家の軒下などに吊している。

【一休み】
北海道の4月のような感じで農作業が行われている。

【ウレリの村】

【スミレsp】

【スレートの屋根】
村の多くの家は屋根にスレート(粘板岩などを薄く剥がしたもの)を使っている。

【姉弟】
ネパールの山村の子どもたちは、小さいうちからよく働く。

【アゲハチョウsp】
クロアゲハに近い種と見られる。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

山の方角に雲がかかり、マチャプチャレは全く見えない。
沢沿いの道から尾根の道をウレリに向かってどんどん下る。やがて集落や畑が目につくようになる。

12時丁度にウレリ(2055m)につく。昼食はうどん、揚げパン、芋サラダ、水牛ソーセージなどであったがお腹の調子が良くないのであまり食べなかった。

【キンポウゲ科sp】

【カタバミsp】

【お母さんと子ども】

【子ども】

【花不明種】

【食事を終えたポーター】

【30年前のポーター】
アンナプルナ内院へ行ったときのポーター。今から見ると服装がとても粗末。

【30年前のポーター・コック】
テントは私と相棒用のもの。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

感動のプルーンヒルを後に。シャクナゲを見ながらゴラパニのロッジにもどる。

洗顔、着替え、パッキングを済ませ朝食を取る。今朝は海苔もち、おかゆ、みそ汁、ゆでたまご、チャパティが特に美味しかった。

ゴラパニに別れを告げ、ジョムソム街道をウレリへと下る。
途中山羊の大群に会い、皆シャッターを切ったり、眺めたりして可愛らしい姿を楽しむことができた。


【シャクナゲ】

【白い花のシャクナゲ】

【シャクナゲとダウラギリ】

【マムシグサsp】

【ヤギ1】

【ヤギ2】

【ヤギ3】

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

やがてダウラギリ、ツクチェピークに朝日が当たり始め、赤く染まった8000m~7000mの神々の座と呼ばれる姿を目にし、皆感動の時を過ごした。

下がガスで覆われ霞んでいたのが残念だったが、仲間は大満足であった。私としては、前回ほどの感激がなかった。2度目だからだろうか、それとも前回ほど山の見え方が良くなかったからだろうか。

冷えた体で飲んだ、山頂での熱いコーヒーがとても美味しかった。


下のトラックバックに、前回のダウラギリとアンナプルナサウスをTBしたので、覗いてください。


【マチャプチャレ】
左はヒウンチュリとサウス

【ダウラギリ喫?

【ダウラギリをバックに記念撮影】

【朝日】

【マチャプチャレと朝日】

【ダウラギリとツクチェピークに朝日が】

【朝日が昇る】

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

4:00起床。
4:30プーンヒルへ向け、ヘットランプをつけ出発。日本人、外国人のトレッカーの列が続く。ランプの明かりが上まで続いている。以前無かった施錠がついたゲートができており、開門、閉門の時刻が決められている。

3210mの山頂には、立派な櫓の展望所がつくられていた。さらに、熱いコーヒーが売られていたのにもびっくり。

薄暗いなかに、防寒のダウンなどを着込んだ沢山の人が、朝日に染まるヒマラヤの峰々を見ようと集まっていた。ガイドの話によると200人ほどいたとのことである。


【ヘッドランプをつけ出発】

【日の出を待つ】

【明けてきた】

【マチャプチャレの空が赤く】
右からマチャプチャレ6993m、ヒウンチュリ6441m、アンナプルナサウス7219m。

【ダウラギリにも朝日が】
ダウラギリ喫?牽隠僑沓蹇世界7位、ネパール6位の高峰。なお、8000m以上の山は世界で14座あり、そのうちネパールに8座ある。

【感激の時】
この感激の時はみな同じ。

↑このページのトップヘ